2024/10/01
香寺 平屋建て建築中のお家で1回目の気密測定!!
こんにちは。構造設計担当、日下部です。
9月に棟上げを行った、香寺の平屋建てのお家に、気密測定に行ってきました。
以前、完工前の気密測定には行ったことがありますが、1回目の測定は初めてです。
測定するスタッフから、
『完工前の測定は、比較的安定した数値出やすいけど、1回目はスムーズにいかず、
時間かかると思う。しかも、今回平屋建てなのでなかなか難しい…』
と、事前に聞いてはいましたが、実際、本当に目標数値が全然出ませんでした。
さあ、ここからが大変です。
現場の棟梁、現場監督、スタッフ皆で、空気の漏れている箇所を探して、目張りしていきます。
束の周囲を細かく見ていきます。
火打ち部分も、通常の納まりのところはまだいいのですが、
屋根・天井が勾配なりに下がっている部分は、火打ちの納まりが複雑になり、
気密を取るのが難しいそうです。
サッシ回りもCHECK!!
玄関ドア回りも!!
何度か、測定と目張りを繰り返し、半日以上かかりました。
一言で「高気密」と言ってしまうのは簡単ですが、各部分納まり方によって
気密を取るのが難しい箇所もあるので、現場での施工・チェックは本当に大変だと感じました。