広畑の現場に気密測定に行ってきました
こんにちは。設計アシスタントの松芳です。
お花見の時期ですね。
いろはでも職人さん方々といろはメンバーでお花見会をさせて頂く予定をしています。
今年は時期もちょうどいい時期になりそうで姫路城の桜を見ながらのお花見ができそうです。
事務所の近くに夢前川が流れていますが、河川敷の桜も満開に近い様子で週末にはお花見の方々を見かけます。お昼間であれば天候がよければお花見日和になりそうですね。
さて、今広畑で進行中の現場の気密施工が終わり、1回目の気密測定に行ってまいりました。
職人さんも気密への見識が深くなってきているようで、しっかりと気密施工をして頂いているので3回の気密測定もすぐに終えることができました。
気密測定の時に漏気している部分を探すために、最近はサーモカメラを持参して測定しています。
今回も漏気箇所を探していましたが、その時に撮影した資料が断熱性能を示すのに分かりやすいかなーと思いパシャリ。
この日の外気温は17~19℃で内気温は11~12℃という温度の中で測定しました。
体感としては外では暖かく、中は少し外に比べると肌寒いといった体感温度でした。
1回目の測定時には屋根には断熱材が入っており、壁面の気密施工状態を確認した後に壁の中に断熱材(セルロースファイバー)を吹き込みます。
この写真のサーモカメラの画面の上部は(青い部分)屋根部分でこちらには断熱材が入っており、下の部分(赤い部分)は壁なのでまだ断熱材が入ってない状態の写真です。
外部の温度が内部へ伝わっているのが良くわかります。外の温度のほうが高いのでその温度が室内側へ伝わっていることがこの写真から分かります。
こちらの写真はサーモカメラの画面の上部は(青い部分)断熱材が入っており、赤や白っぽい部分は断熱材がまだ入っていません。そして緑の部分がサッシ(窓)部分です。
赤や白っぽい部分は18.3℃で青い部分は10.9℃なので、7.4℃の温度差が出来ています。
ちなみにこの状態からまた更に外部に断熱材を貼るのでこの7.4℃という差はもっと大きくなる想定です。
そして緑の部分がガラス面の温度で14.4℃となっています。
建物の温度の出入りが生じる部分としてサッシの存在が大いに関係していることがこの写真から分かっていただけるかと思います。
【私達が採用させて頂いているサッシはYKKapのAPW430というシリーズでトリプルガラスの樹脂サッシです。】
撮影時にサッシに直接太陽光が当たっており、
①壁面(断熱無し) 18.3℃
②屋根(断熱有り) 10.9℃
③サッシ 14.4℃
①と③の温度差が3.9℃ で③と②の温度差が3.5℃となっていました。【①と②の温度差は7.4℃】
単純に外部の温度を半分カットしているのがサッシという事が分かります。
これが根拠となり西側に窓をほとんど付けない間取りへという流れになっております。
もちろん、土地の形や周囲の立地状況で窓なしに出来ないこともあります。
いろはの宿泊用のモデルハウスは西側に掃出し窓があります。(西接道の為)
そうなった時にはどういう形で日射を遮蔽するかという事も検討していかなければいけません。
いろはのモデルハウスはアウターシェードを使って日射遮蔽をしています。
遮蔽の方法もいくつかありますが、そのお話はまた今度。