「古民家の快適リノベーションプロジェクト」始動!
こんにちは!建築工房いろはの大島です。
先日お伝えしました「古民家の快適リノベーションプロジェクト」が
先週から始まっております!
解体工事が終わり、大工さんが入って工事がスタートしました。
このリノベーションによって性能がどのように変わるかは
「燃費計算」で検証しました。
※左下の【Q値・Ua値】には今、サンプル的な数値を仮で入れております
リノベーション前は、壁・天井・床すべてに断熱材が入っておらず、
アルミサッシのシングルガラスという仕様設定より、【建物燃費 568.87 kWh/㎡】という数字が算出されました。
さらにこのエネルギーを実際の電気使用量に置き換えると、約10400キロワットとなります。
↓
関西電力から1ワット 30円で購入すると想定すると(実際は30円/wよりも高いのですが)
年間の光熱費が【31万円】となります。
15坪ほどの古民家で31万円以上かかる・・今ではあまり考えられない数値かもしれません。
さて、今回のリノベーションを施すことで
どう燃費や光熱費が変わるのかも確認しましょう。
断熱材を入れることで全体のエネルギー消費量が【185.75 kWh/㎡】となります。
電気使用量でいうと約10400キロワットから3400キロワットになりますので
約1/3までエネルギーを抑えることができます。
年間光熱費も1/3の10万円くらい、月々8500円くらいになります。
これだけの効果が期待できる今回のリノベーションですが、
実は【7】が最高等級と言われている断熱等級の、今回は【5】を目指していく予定なんです。
普段私たちが建てさせていただいている新築のお家は最高等級の7になりますので
その性能の高さは、今回の古民家リノベーションからも伝わるものがあるのではないかなと考えております!
また工事が進んできましたら進捗をアップしますので
お楽しみに!!