明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます!
建築工房いろはの大島です。
2024年が始まりました!
元旦に起きた地震、2日に起きた飛行機の火災・・
どちらも今までにないようなことが続き、楽しいばかりのお正月というわけにはいきませんでしたね。
仕事始めから暗い話ばかりをお伝えするつもりはないのですが
私が「高性能にこだわった家」を建てるきっかけとなったのが阪神淡路大震災だったので
新年のスタートに一つ、その話に触れておきたいと思います。
きっかけは阪神淡路大震災
阪神淡路大震災が起きた1995年は、ちょうど私が大手ハウスメーカーの技術者として就職して1年目でした。
職人として住宅の復旧作業をさせていただく中で、普段まったく感じることのなかった
「住宅のもろさ」や「弱さ」、そしてその骨組みや原因など、あらゆる気付きがありました。
当時の戸建て住宅には、耐震補強という言葉も技術もほとんどなく、全壊の住宅が多数。
そして、2016年の熊本地震ではかなり建築業界が進んだことで「耐震等級2~3」の強い住宅も増えており
被害は大きかったものの、阪神淡路大震災よりも全壊の住宅は少なかったかと思います。
そして能登半島地震
今回の能登半島地震では、最初の震度7の地震以降も何度も震度4~6の地震が町を襲い、
一回目の地震では耐えても、余震に耐えきれず崩れたという住宅が後を絶ちません。
大切なのは“表面上の強さ”や“一回限りの強さ”ではなく、骨組みや構造から考え抜いた“本当の強さ”だと思うのです。
そして工務店の使命は
どこよりも、そして長く、強靱な住宅を建てることではないでしょうか。
今回の地震で改めて、性能にとことんこだわり抜き、快適で強い家を建てる大切さに気付きました。
以前、この思いを語った記事を書いていますので
もしご興味がありましたらぜひ一度ご覧くださいませ。
▶詳しくはこちら「長持ちする家をつくる理由」
少し暗くなりましたが、本年も数にこだわらず、一棟一棟に全力で取り組み、
末永く安心して暮らせる高性能住宅を建てて参ります!
みなさまどうぞ、よろしくお願いいたします。