赤穂市 N様
私達の側に立ち、寄り添った提案に感動しました!
老後一人になっても寂しくない“9坪のタイニーハウス”を
元々、以前住んでいた神戸市のマンションのほかだけでなく
賃貸を借りて日本各地いろんなところを転々としていました。
そして50歳を目前に、「50~80歳の間に今あるお金でなにができるか」という
“セカンドライフ”を具体的に考えるようになり、老後の家を計画し始めました。
当初は予算の都合上、賃貸や中古の戸建てを購入することばかりを考えていましたが
「無駄な動線が多い間取り」や「夫婦二人では広すぎる大きさ」、「傷んだ所を直すための修理代」など
いろんな要因が重なりほかを調べていたところ、“9坪ハウス”の情報を見つけました!
私達の価値観を理解し、寄り添った提案
私達の暮らしにとって無理のない、ちょうどよい大きさの家=9坪のタイニーハウスと分かってからは
妻が設計の本を読んでゼロから建築設計を学び、図面を書いてくれました。
そして、何社もの住宅メーカーと工務店に図面を持ち込み、構想を伝えましたが
「天井の高さが2100cmでは生活できない」とか「9坪では難しい」とか否定ばかり・・。
そんな中、建築工房いろはの社長・大島さんだけは
私達の価値観を理解し、寄り添った提案をしてくださりました!
例えば、太陽光パネルと断熱についてです。
高断熱を得意とする会社は、
「費用対効果とは関係なく少しでも数値上の断熱性能をあげよう」という傾向が多かったように見受けられましたが
いろはさんの場合は、私達に必要なエネルギー量を計算して、断熱と太陽光パネルの必要量を計算し、
「これだけあれば十分」という“根拠のある提案”をして頂けたのには驚きました。
たくさんのものを売る方が、売上にはなるでしょうが、
そのような言動は一切なく、本当に私達の側に立ち、寄り添った提案をされる姿勢には感動しました。
また、3Dソフトを使って、
「隣に大きな家が立った場合」とか「窓を小さくした場合」とかという“もしものイメージ”を見せてくださり、
私たちが大切にしている日当たりや窓からの景色についても、いろんなケースを想定して十分に検討することができました。
「いろはさんになら任せられる!」という安心感
とにかく専門的な知識が豊富な大島さん。
私たちの「これはいける?」「こんな方法は現実的?」といった無理な提案に対して
一切否定することなく、難しいときは明確な根拠を述べた上で代替案を提案、
可能な限りはどうにかして叶えるための方法を必死に考えてくださりました。
例えば天井の高さですが、当初は屋内すべて2100cmにする予定でしたが
大島さんの提案で、リビングだけは2200cmに変更。
すると、普段の暮らしにまったく圧迫感がなく、のびのびと過ごすことができました。
また、工事中はまだ神戸市に住んでいたため、
距離や仕事の関係で赤穂の現場にはほとんど顔を出せませんでしたが、
こまめに工事写真を送って頂いたり、現場と細かい調整をしてくださったりして、
とても安心しておまかせすることができました。
小さくても感じる、小さいからこそ感じる居心地の良さがあります
この家で大切にしたかったことは、
「小さくても感じられる、小さいからこそ感じられる居心地の良さ」です。
世間では「家は大きい方が立派」とか「収納やリビングは広めがいい」という傾向にありますが
私たちは“自分たちの身の丈にあったちょうどいい大きさ”を追求しました。
小さいからこそ、窓から差し込む光や景観で自然との繋がりを身近に感じられ、
低めの天井や小さな部屋だからこそ、無垢の床や柱、漆喰などの自然素材の良さをより感じることができます。
また、動きやすい小さなキッチンやそのすぐ横にあるデスクコーナーなどはすべて
私達の暮らしにとって無理のないちょうどいい大きさであり、
そのすべてが“居心地のよさ”に繋がっていると日々感じています。
「小さい=狭い」でなはく、「小さいからこそ良いこと」は、
・初期コストが安く、経済性に優れている
・維持管理、メンテナンスにかかる手間とお金が少なくて住む
・温度性能が良い、住居内の室温の差がなく快適、エネルギーコスパよし
・大きさではなく質にお金をかけられたことで、経年変化が美しい、木の温もりのある家ができた
・収納が少ないと余計な物が増えずにすぐに片付く、掃除が楽
・導線が良く家事が楽
・家を小さくすることで、庭の緑や家庭菜園を楽しむことができる
・老後に一人になっても寂しさを感じにくい
などなど、本当にとても多いです。
何より、片方が先立ったときにも寂しくない広さで
人生初の新築を建てられたことが嬉しいです。
散歩に読書に映画にと、暮らしがとても充実しています
朝起きてからゆっくり朝食を食べ、二人そろって朝は家庭菜園。
トマトや葉もの野菜など、その時々に実る野菜を育てたりお庭を手入れしたりしたら
自転車にのって大好きな海を見に行ったり図書館にいったりします。
帰ってきてから少しお昼寝をして、夕方は大好きな家の前の土手を散歩。
そして夜は、プロジェクターを出して映画鑑賞して一日を締めくくります。
毎日が楽しく、毎日が充実しています。
必要な物だけがある「シンプルな暮らし」は都会での雑多な暮らしと違って
とても気持ちがよく快適です。
それもこれも、9坪だからこそ叶ったこと。
“9坪のタイニーハウス”を一緒に叶えてくれたいろはさん、本当にありがとうございました!