2024/09/15
自ら修復するコンクリート
こんにちは。
設計アシスタントの松芳です。
最近、耳にした新しい技術に自ら修復するコンクリートというものがあるらしいです。
初めて聞いたときには「どいうこと?」と思いちょっと自分でも調べてみました。
参考HP:政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/202303/202303_10_jp.html
この工法は「バジリスク」というバクテリアを使った修復方法でした。
コンクリートのひび割れ部分にバクテリアの餌になる物質と一緒に入れて代謝活動によりひび割れを自己修復させるそうです。
コンクリートはアルカリ性で鉄筋は酸性なので、この両方を使った鉄筋コンクリートが中性化していくことは容易に想像できると思います。
インフラの長寿命やCO2の排出を軽減することが期待されているようです。
参照HP: 高見澤コンクリート
https://www.precast-takamisawa.com/environment/2024/01/post-4.php
また、お家を建てる時にも基礎は鉄筋コンクリートで作ります。
インフラだけでなく住宅の基礎へと更にいろいろな技術の更新に期待の高まる工法だと思いました。