2024/02/27
重さを支える【梁】
こんにちは。構造設計担当、日下部です。
今回は、【 梁 】を紹介していきたいと思います。
梁は、床面や屋根面・小屋面にかかる力を受けて柱へと伝える重要な部材です。
私たちは、常に重力のある空間上で生活してますよね!
どんな小さなものにも重さがあって、それには下向きの力がかかっています。
屋根の上に積もる雪や、床の上に置く家具、そこで生活する私たち自身、もちろん、
屋根や床の材料にもそれぞれ重さがあります。
それらの重力による下向きの力を支えて、壊れないようにそれぞれの場所に応じて
サイズをしっかり考えて梁を入れる必要があります。
「いろは」でも、お客様と一緒にプランを決めて、各々のお客様プランごとに
計算して梁の配置・サイズを決めています。
将来、お家でやってみたいこと、重いものを床に置きたいなど、
打ち合わせでなんでもご相談いただければ、内容に応じて、構造プランも対応していきます。
ささいな事でも是非ご相談ください。
ちなみに、梁は古い建築物では曲がった松の丸太を使っていたことから
弓を張ったような形に見えるということで「張り」と呼ばれるようになり
次第に「梁」という文字が当てられたそうです。