【地盤調査方法SDS】について
こんにちは!
建築工房いろはの大島です。
先日も長野県で震度5の地震があり、
日本列島全体で地震が頻発していますね。
今から家を建てようと思っていらっしゃる方も、すでに戸建てをお持ちの方も、
地震が起きたときの今住んでいるお家のことや、そのお家でご家族を守れるかどうかということを
考えていらっしゃるのではないでしょうか?
免震や耐震という言葉をよく聞くようになった昨今、
お家自体の強さは数十年前と比べて飛躍的に強くなってきたかと思います。
しかしながら、忘れがちなのが「家を建てる土地」のこと。
そもそも土台となる土地の質が脆弱ですと、液状化現象や地盤事故のリスクが高くなります。
そこで、建築工房いろはではこれから新たに、「地盤調査方法SDS」を取り入れることで
より正確な地質判定を行い、過小評価による不動沈下の防止と過大評価による建築費の増大を防げることを目指します!
液状化現象というのは、地震などで地盤が強い衝撃を受けることにより、今まで互いに接して支えあっていた土の粒子がバラバラになり、
地盤全体がドロドロとした液体のような状態になる現象のことです。
(引用:盛土・宅地防災:液状化現象について - 国土交通省)
実は、液状化現象が起きやすい地盤の条件というものが分かっており、
川沿いや旧河道などは特に気を付けなければいけません。
しかしながらそれらの場所だからといって絶対必ずしもハイリスクということでもなく、
実際の土を調べてみるとしっかり中が締まっている土質のものでしたら起きにくいという場所もあります。
それは、2016年に起きた熊本地震の液状化発生区域マップを見ても明らかです。
実際、旧河道だった場所でも液状化が起きていないところも多々あります。
そういったことを検証するために、土質を調べる「SDS試験」が重要と弊社は考え、取り入れることにいたしました。
聞き慣れないこの分析方法について詳しく知りたいという方は
お気軽にお問い合わせください!