6カ月の定期点検レポート
こんにちは!建築工房いろはの大島です。
先日、半年前に明石市で弊社が建てさせていただきましたお客様のお家に
6カ月点検に行かせていただきました。
定期点検とは、3カ月、6カ月、1年、3年、5年、10年と定期的に訪問させていただき、
お家の不具合などを点検する大切なことです。
半年点検では主に、「設備」と「太陽光」について確認しておりますが、
今回は事前にお客様から「窓に少し結露が発生する」というご相談をうけておりましたので
そちらも検証いたしました。
点検ポイント1:設備
設備の点検は
- ドアの開閉
- 異音
- 照明機器の不具合
をチェックします。
点検ポイント2:太陽光
今回のお家は太陽光をのせさせていただきましたので
- どれだけの太陽光を発電しているか?
- 一カ月あたりの消費量
- どこに一番電気を費やしているか
といったデータをモニターを使って分析させていただきました。
半年間実際に住まわれたデータを分析することで
光熱費をなるべく抑えた効率的な暮らしに近づけることができます。
点検ポイント3:結露
お客様が一番気にされていた結露については
点検日時点では外気温5℃、室内温度21℃ 47%とかなり快適な室内空間が保たれていて
結露も発生しておりませんでした。
この環境下では奥様も、暖房器具なしでのびのびと過ごされておりました。
気になる窓ガラスの表面温度も17℃と良い結果でした。
なので、今回の検証では結露が発生する要因は見当たりませんでした。
しかしながら、トリプルガラスといえども先日の大寒波レベルのマイナス5℃ないし7℃のレベルになると
外気温と室内気温の差が大きくなるため、結露が発生する条件を満たしやすくなり、結露が起こることがございます。
そういったデータに関することも、奥様にはお伝えし、
少し様子をみていただくこととなりました。
半年点検は、建てた後2回目に行かせて頂く大事な点検です。
3カ月点検では見えなかった実際暮らしてみてどうか、なにか初期的な不具合は無いか、
そういったところを実際に顔を合わせてお話させていただくことで
気軽にご相談いただいたり解決に導き、お客様により良い暮らしをしていただくためには欠かせません。
今回は結露についてこそ要因が分かりませんでしたが、
全体的にとても良い結果となりました。
弊社で建ててくださったお客様は暮らしているなかでお困りごとなどございましたら、
点検時以外でも承っておりますので、いつでもご連絡くださいませ。