2024/07/15
アンカーチェック ―<続>太子町の現場へ―
こんにちは。構造設計担当、日下部です。
さて、前回お伝えした「基礎配筋検査」に引続き、今回は「アンカーチェック」です。
以前3ヶ月ほど前に、「アンカーボルト」や「ホールダウン金物」の話をしたと思います。
基礎工事の配筋が終わり、コンクリートを打つまでに、「アンカーボルト」や「ホールダウン金物」を配置します。
これらは、上部に乗ってくる木構造の土台を基礎にしっかりと緊結し、
また、地震や暴風などによる引き抜き力で建物が転倒しないように、
計算で決められた位置に決められた強度のものを配置します。
したがいまして、柱からの距離等、配置寸法が重要です。
ホールダウン金物の位置寸法をチェックします。
位置がずれてしまっているものは、印をつけておいて、現場作業員さんに留めなおしてもらいます。
この日も暑い中の作業でしたが、不具合を見逃さず、直しが可能な段階のチェックは、
非常に重要だと改めて思いました。