グレーチングの納まりを一考
設計アシスタントの松芳です。
工事中の現場に先日打合せに行ってきました。
窓の前の部分にグレーチングを設置する計画です。
吹抜の一部をFRPグレーチングで「歩ける吹抜」にする部分の細かい納まりのお話を大工さんと相談してきました。
今の事務所件モデルハウスの玄関の上部にもあります。このグレーチングは置いているだけなので持ち上げて簡単にお掃除ができます。
簡単ですが、グレーチングを外すと吹抜になるのでめちゃ怖いです。w
FRPグレーチングはマスの大きさが決まっているので「マス×マス」で仕上がりの寸法が決まるのでまず、
どれぐらいの大きさのものになるのか?
どうやってそのグレーチングを持たせるのか?
フローリング(床)との境目はどのように仕上げるか?
こいうった内容を実際に施工していただく大工さんと詳細打合せを行います。
設計段階での打合せとは違い細かい納まりの部分なのでパソコンの前で考えるよりも現場で実際に施工していただく職人さんとお話して決めていきます。
私は多くの時間をパソコンの前で図面を描くことが多いですが、このように現場で大工さんと納まりについて相談することで設計段階で仕上がりを考える上でもとても参考になります。お家は仕上がっている部分だけではなくて見えない部分で仕上がりが決まることが多いと個人的には思います。
機会があれば現場に出るようにはしています。図面を描く上で参考になる事がたくさんあり勉強になります。