2024/03/25
土台据え
こんにちは。構造設計担当、日下部です。
今回は、「土台据え」のお話をしたいと思います。
先日、現在建築中の現場に、土台据えを見せてもらいに行ってきました。
机上で、図面を見たり、寸法を読んだりしていても、なかなか実際の様子、
スケール感などイメージするのが難しく、
どのように施工されるのか自分の目で実際見てみようと思い、現場にお邪魔してきました。
「土台」とは、コンクリート基礎の立上りの上に這わせ、アンカーボルトでコンクリートに緊結し、
建物の重さや地震・強風による力が加わったときに、浮き上がりやずれを防止する役目があります。
アンカーボルトは一定間隔で土台に配置します。
土台に埋め込んであるように見えるのが、アンカーボルトです。
これは、ホールダウン金物といいます。
アンカーボルトに比べると、数は少ないですが、主要な柱の直近部に配置して、
直接柱に専用の金物で固定します。
本当は、アンカーボルトや、ホールダウン金物を実際に打っているところを見たかったのですが、
一足遅かったようで、全部打ち終わって床の断熱材を張ってしまった後でした。。。
次の現場では、タイミングを合わせて見に行きたいと思います。