2023/03/23
「配筋検査」って知っていますか?
こんにちは!建築工房いろはです。
みなさん「配筋検査」という言葉を聞いたことはございますか??
実は家づくりの過程で、さまざまな検査を行います。
その一つが配筋検査です。
この検査は、「基礎工事のコンクリートを打つ前の検査」です。
コンクリートを打ってしまっては、その下にある鉄筋の不具合を直すことは難しいですよね。
そのため、コンクリートを打つ前に、しっかり鉄筋が品質的にも構造的にも問題が無いかを確認します。
検査項目は
- 鉄筋にしっかりとした補強が入っているかどうか
(開口部や、水道屋さんが水道のパイプを基礎の間に通し切った部分など) - コンクリートと鉄筋との間に適正の距離(かぶり厚)があるかどうか
鉄筋は空気や水に触れるとさびるため、コンクリートで外的要因から保護します。
そのために一定の距離をとるように定まっています。 - 鉄筋をつなぎ合わせた部分の重なっている長さが正常か
など。
全部で17項目あるチェックポイントを現場監督と私でチェックしています。
構造見学会でお施主様を含め、みなさまには
木の構造や柱の強さを見ていただくことはできますが、
埋めたコンクリートの下の鉄筋をみていただくことはできません。
それは私たちも同じです。
だからこそ、埋める前にしっかりと検査をしております。
今回の配筋検査を含め、なにか気になることがありましたら、
お気軽にお問い合わせください。