「日本の木の家づくりサミット」に参加
こんにちは!建築工房いろはの大島です。
先週、地元も建築というフィールドも同じで仲良くしていただいてる
「株式会社ヤマヒロ」の社長・三渡さんにお誘いがあって、「日本の木の家づくりサミット」に行ってきました。
京都国際会館で2日間にわたって「木の家づくり」に関して、みっちり学んできました!
ほかにも、一日目は三千家の一つ「武者小路千家」の家元からお話など、住宅以外の講義もありました。
二日目は、建築家横内先生の「木の家づくりの考え方」のお話がありました。
“変わること”そして“変えてはいけないこと”がある、という話にとても共感しました。
変わることというのは、「建築方法、材料、エネルギー消費量、ライフスタイル」など。
時代によって進化したり変わっていったりするものがあります。
一方で「日本の森林面積、気候風土、歴史や伝統」などは変えてはいけないもの、つまり守らなければいけないものです。
このお話の中で、先生が
ヨーロッパなどは雨が少ない地域になるので「壁から考える建築」が基本ですが
日本は雨が多く、四季がはっきりしていることから「屋根から考える建築」だと話されていました。
また、私たちが持っている遺伝子は縄文時代から脈々と受け継がれているもの。
先祖から受け継ぎ変わらず持ち続けている遺伝子を大切にすることも重要と話されていました。
すべて昔の物がいいというわけではないが、
「和」という一文字に込められた意味を改めて考え、今までの日本の伝統技法に西洋建築の良いところもあわせることで
新しい朗らかな秩序を創り出す・・・これが「和という考え方」ではとのことでした。
この2日間で気付かせていただいた学びを、
これからの建築工房いろはの家づくりに生かしていけたらと思います!