(青山・蒲田)土地案内レポート
こんにちは!建築工房いろはの大島です。
弊社は家づくりが専門ですが、
土地案内もしているのはご存じでしょうか?
土地案内といっても、書面で情報をお渡しするケースや
実際に現地に行くケース、パソコンで比較するケースなど
さまざまなパターンがありますが
基本的に弊社では、私が同行し、現地でお客様と
日当たりや立地などを確かめながら、どんなお家が可能かをお伝えしています。
今日は先日案内させて頂きました「蒲田~青山エリアの土地案内」について
ご紹介します。今実際に空いている土地の情報と、土地選びの情報をお伝えしますので
ぜひ今土地をお探しの方やこれからご予定がある方はご一読ください!
POINT1 大きな分譲地は同世代が集まりやすいけど・・・
今回まず足を運んだのは、比較的新しい20~30区画の大きな分譲地です。
日当たりも良く整形地、値段も予算内ということで実際に足を運んでみました。
ところが・・向かったその日は休日ということがあり、
この分譲地に住む人たちで集まってバーベキューなどを楽しむ姿が・・。
新しい分譲地は、同世代のお子様が集まりやすいのですが、
グループができやすいという特徴があります。
それが苦手な方は少し住み辛さを感じるかもしれませんね。
POINT2 変形地こそ現地で調査
続いて向かったのは、いびつな形の変形地。
とはいえ、設計者からすればそこまで悩むような変形でもなく価格も手ごろ。
「これはかなり良いのでは?」と思って行ってみたのですが
実際は南側の日当たりが良いという予想が大きく外れ、四方を建物で囲まれた暗めの土地。
ここらへんの建物は高さ制限が3階までと高めなので、
四方を高さのある家屋で囲まれておりました。
マップ上では「どこの日当たりが良いか」という太陽の方向性は読めますが
平面での情報な分、四方の建物の高さなどの情報は不十分で
実際の日当たりまでは推測できません。
「安いにはワケがある」ぜひ、変形地こそ足を運んでみてください。
POINT3 水路をどう捉えるか
次にご案内したのは、きれいな四角形で南向き、
それでいてお値段が安めの設定で予算内という、まさに今回うってつけの土地です。
グループが出来るような分譲地が苦手というお客様の意向にも沿い、
胸を高ぶらせて現地へ向かうと・・
土地のすぐ横には、高さ2m、幅3mの水路が。
個人的には水路があってもガードレールがあるため落ちることはないですし、
これを理由にかなり価格が抑えられているようなのでアリだとは思ったのですが
お客様は悩まれているご様子。
大人だけで住むのであれば確かに水路は問題なさそうですが、
お子様がいらっしゃるとなると安全面などが気になりますね。
また、水路にお家が面しているだけに、側に建物がなく、風通しや日当たりが良いというメリットがある反面
湿気や地盤の弱さも気になる所なので、慎重に選びたいところです。
POINT4 「今」を見るのか「未来」を見るのか
土地選びのポイントは、ご自身の土地を選ぶ際に「今」を見るのか「未来」を見るのかにあると思います。
「今、子どもが小さいから○○」
「今の勤務先が近いからこのエリア」
と、今を考えるのか
「国道沿いで今はすこし危ないけど、20年後は便利」
「数年後駅ができるから」
と、未来を考えるのか。
それで着眼点が大きく変わると思います。
その考え方に対して、私も
「見たときに分かる情報」と、「将来のリスクやメリット」を
併せて土地案内することを心がけようと思っています。
POINT5 時間帯や曜日を変えて専門家と足を運ぶ
土地選びはご家族とされるのももちろん良いのですが
知識を持つ専門家と一緒に足を運ぶことで
・日当たり
・ここでならどんな間取りがかなうか
・リビングの向き
など、いろんな情報を知ることができるかもしれません。
また、気になる土地は一回ではなく
平日・土日、午前・午後といった時間帯や曜日を変えて足を運ぶことで
本当の日当たりや暮らしやすさが見えるかもしれませんね。
いかがでしたか?
今回のようにエリアを絞って小一時間~二時間ほどの土地案内ツアーも承っております。
気になる方は、まずは一度お問い合わせくださいませ。