内装のパネリングについて
こんにちは!建築工房いろはの大島です。
今日は、最近人気の「内装のパネリング(内装材の仕上げ材)」についてお話したいと思います。
そもそも内装材は大きく分けて
①色の濃い「レッドシダー」
②白っぽい「ヘム」 の2種類があります。
ヘムのパネリング
ヘムは、和装建築など、古くから建具材にもよく使われている木材。
白っぽい色なので、塗装していろんな色合いを楽しむこともできるのが魅力です。
近年、レッドシダーが高騰している背景から、ヘムが再注目されつつあります。
レッドシダー
レッドシダーはずっと人気が続いている木材ですが
値段の高騰や、需要量が高まり供給が追いついていないということで
なかなか取り入れづらい状況が続いています。
原産地北米、ヒノキ科で、形状安定性の高さが特徴です。
外装にも内装にも取り入れられることが多く、はっきりとした色味から訴求力があり、
空間のアクセントにぴったりです。
例えば壁に取り入れる場合は天井を白系統の塗り壁にするなど
シンプルな素材と組み合わせることで空間の完成度がぐっと上がります。
リビングの一部やキッチンのバックパネルなどにもおすすめです。
左がヘム、右がレッドシダーなのですが、「木材」と一言で言ってもこれだけ色味が違います。
使いたい場所や好みで選ばれるといいですね。
最近は、内装に自然素材を取り入れたいという方が増加傾向にある反面、
値段が見合わず諦められる方も多いのが現状です。
しかしながら流通やコストパフォーマンスの高い材料を設計に取り込んだり工夫することで
自然素材を内装に取り入れることは無理なことではありません。
いろんな価格や種類の木材があるので、ご提案できたらと思います。
どのように自然素材を取り入れたいのかなどもお気軽にぜひ一度ご相談いただけますと嬉しいです。