2024/02/06
耐力面材と筋かい Vol.2
こんにちは。構造設計担当、日下部です。
【 耐力面材と筋かい Vol.2 】
前回、「耐力壁」に2種類あるという事は、お伝えしましたよね!
今回は、そのうちの一つ【筋かい】を紹介していきたいと思います。
【筋かい】は、昔から木造軸組工法で使用されているもので、柱と柱、上階の床梁(最上階の場合は小屋梁)、床梁(1階の場合は土台)の4本の木材に囲まれた面に、対角線上に斜めに入れる木材のことです。
一方からの横向きの力に耐える「片入れ(シングル)」と、どちらからの力にも耐える「たすき掛け(ダブル)」とがあります。
《長所》
・構造用合板に比べて、コストが抑えられる。
《短所》
・柱の間に入れるため、断熱材を一面に入れられない。
(「いろは」では、基本、内部の間仕切り壁に使っており、外気に触れる壁には使用しておりません。)
(図は「株式会社日荷倉庫」さん[便利な不動産用語集]よりお借りしました)
いかがですか?少しイメージ伝わりましたか?
次は【構造用合板(耐力面材)】を紹介できればと思います。