教育から分かるチーム作りの在り方
こんにちは!
建築工房いろはの大島です。
出張が続くここ最近。先週は東京にいってきました。
目的は一般社団法人ロングライフ・ラボが開催する「持続可能な社会構築をめざすシンポジウム」という講演会に参加することでした。
このシンポジウムの中では約一時間、教育アドバイザー・元千代田区立麹町中学校校長工藤 勇一さんの講演がありました。
「持続可能な社会を築くための学校教育~絶対に欠かすことのできない2つの力~」と題したお話の中では
“教育目線からのチーム作り”という経営者としては、大変タメになるお話ばかりでした。
特に感銘を受けたのが、
「今の日本人は、全てを与えられすぎて自主性をなくし、自ら考える力がなくなっている」ということ。
自分自身と照らし合わせてもうなずける内容でした。
そういう教育を受けて育った我々が子どもを育てることで、どんどん深刻化が進み
何も自分で決められなかったり、先生や職場が「こうしてくれなかった」という他責の考えを持つようになったりする人が増えているとのことです。
この話を受け、会社組織として「自分から考えて決断できる」という“当事者意識”を育むこと、
自分自身もそれを肝に銘じた上で育成するということの大切さを改めて感じました。
また、空き時間にたまたま会場となった日本橋の商業ビルの屋上に上がったのですが、
そこには企業と地元の学校がタッグを組んで作ったという“都会の家庭菜園”がありました。
「農業への関心を深める活動」を地道にされているのを見て
今回うかがった“教育”という話や過程につながっているなと、ふとした日常からも感じました。