2023 みそ通信(最終号)
こんにちは。
設計アシストの松芳です。
今回は2023年度のみそ部通信最終号です。
去年のみそ通信でもお伝えさせてもらいましたがおさらいで、お味噌の保存方法を少し。
お味噌は基本、常温・冷蔵・冷凍、すべての環境で保存可能です。
それぞれの保存方法とポイントについてお話しさせていただきます。
①常温保存の場合、これは冷暗所での保存を指しますが、みその色が時間とともにどんどん黒くなり熟成をしていきます。(これを褐変反応⁼メイラード反応と言います)
1年以上常温で保存した味噌は風味が少しづつ落ちてしまいますので、大体1年くらいで使い切るようにしてください。
大きな容器で保存しているものは冷暗所において、普段使いを小さなタッパーなどに入れて使うようにしてください。
その間も仕込んだ時と同じように空気に触れないように密閉し、時々ガス抜きが必要となってきます。
②冷蔵庫に保存した場合は熟成はゆっくりになり、常温よりも長く楽しめます。
③冷凍に関してはこれで熟成(発酵)は完全に止まります。ですので好みの熟成加減になったら冷凍してしまうのも一つの考え方です。家庭用の冷蔵庫の冷凍コーナーではカチカチに凍ってしまうことはなく、冷凍のみそをスプーンで削って取り出して、すぐにみそ汁などに使うことも可能です。
それそれご家庭の消費のペースや冷蔵庫の大きさなどにより、みそ事情が変わってくると思いますが、常温・冷蔵・冷凍、3通りに分けてしまってもいいかもしれませんね。
さて今年のお味噌の出来ですが、今月の初めぐらいからお昼ご飯時に味噌汁を作ったりしていますが、まだ麹のつぶつぶ感が残っていました。個人的にはもう少し発酵を進めたいですね。
手前のが今年仕込んだお味噌で奥の色の濃ゆい味噌が去年仕込んだお味噌です。↓
ちょっとそのまま食べてみましたが、コクが全然違いますー。一昨年は食べ比べできるようになる前に全て食べてしまったので、今年は去年の味噌を大事に残しておきました!w
また、来年も大寒辺りに味噌の仕込みを予定しております。
私はお昼にマグに豆腐とわかめ、昆布、顆粒だしを入れて味噌を解いて簡単なお味噌汁をよく食べてます。
とても美味しいのでご興味のある方は是非。