2022/11/05
気密測定結果・・・
こんにちは。設計アシスタントの松芳です。
先日、完成目前のお家の２回目の気密測定と建築中の１回目の気密測定を行ってきました。私たちがよく採用している窓でツーアクション窓（YKKap）の1200×1200の大きさの窓があります。今回はどちらのお家もその大きい窓でしか気密測定ができなくて大変でした。
何が大変かと云うと、お家の中を負圧（空気を外に強制的に出す）にして外部との気圧の差を利用してお家の隙間を測定するのが気密測定の仕組みなんですが、私達がオススメさせて頂いているお家は気密がいい（家の隙間が少ない）ので測定するために窓に設置する測定器の周りを目張りをします。測定の為お家の中を負圧にしているので目張りが負圧に負けてバリバリと剥がれてきてしまうことがあります。小さい窓であれば目張り部分が少ないので大丈夫なんですが、目張り部分が広いとその面に圧がかかると養生テープが負けてしまいます。
なので、今回は社長に押さえてもらいました。ｗ
で、結果 C値＝0.16894・・・（20÷118.38）で社内既定値クリア☆良かった、良かったと胸を撫で下ろしました。
そんな測定でしたので、建築中の気密測定１回目のお家の測定には大工さんに半分窓を塞いでもらいました！う～ん、測定しやすい◎
ちなみにこちらも C値＝0.19274・・・（27÷140.08）でクリアでしたが、今未だ建築中でしたので大工さんと一緒に隙間を探して・・・塞いで、最終的には0.14の数値まで小さくできました。こちらのお家も社内規定値クリアで良かったです。
概ね隙間ができやすい場所もみんな分かってきて気密仕事が上手になってきているように見えます。これからもこの品質をキープ出来るように職人さんと協力していきたいと思います。
